ABOUT
主宰 齋藤槙 MAKI SAITO
絵本作家、画家。武蔵野美術大学造形学部日本画学科卒業。絵本作家としての活動と並行して絵画教室、造形教室の講師として経験を積む。幼少期からから色を愛し、ゆらめくような多層の色が表現の核となる作品づくりをする。ステンシル、パズルのような独自の貼り絵、スタンプなど様々な技法を使う。大学時代に動物園で着想を得た絵本『ぺんぎんたいそう』(福音館書店)が一緒に体を動かせる絵本として30万部を超えるベストセラーとなる。『おしりじまん』は日本語の他、英語、ドイツ語、韓国語で出版されている。絵本は日本国内だけで累計158万部を出版。
主宰者からのメッセージ
子どもたちの先輩、相談役、導き手としてアトリエで講師を務めます。私はいま運良く好きな絵本で生活ができていますが、作家活動の初期の段階では、どうしたら絵本作家になれるかわからず、霧の中を手探りで歩くような感覚でした。経験を重ねるうち、作家には創り出す能力以外にも必要なスキルや知恵があるんだと知りました。私の中に棲む小さな芸術家とどう付き合ったらいいのか。どうやって自分自身を乗りこなすか。どうやって社会的に自分の作品を守ることができるのか。子どもの頃に「こんなことを教えてくれるアトリエがあったらいいな」「こんなことを経験させてくれるところがあったらいいな」と思った場所をつくることにしました。たとえ将来アーティストにならなくても、うたのアトリエでの経験が将来のふとした場面で子どもたち自身を支える体験になってくれるようにと願っています。
サポート講師
ワークショップコースは経験豊富な講師がサポートに入り、講師二人体制で行います。少人数で手厚く、アットホームな空気が特徴です。
ゲスト講師
不定期でデザイナーやアーティストとして活動するゲスト講師を迎えます。あたらしい感覚に刺激を受けて、ますます世界が広がっていくことを目的としたスペシャル回です。